ゴールド投資のメリット・デメリットを検証
主なゴールド投資の方法である、純金積立、金地金、金ETF、金CFDの投資の仕組みを解説。それぞれのメリット・デメリットも説明しています。
数種類のゴールド投資の中から見合うものを選ぶ
ゴールド投資には、実物の金(ゴールド)へ投資する「純金積立・金貨・金地金」と実物の金(ゴールド)には投資しない「金ETFや金の投資信託、金の先物取引」等、複数の種類があります。
金は、投資商品の中では比較的ロ―リスクな部類に入りますが、その中でも安定性のある商品、ハイリスクだけれどハイリターンも期待できる商品など仕組みが色々で、中には初心者には向かないものもあります。
それぞれ投資の仕組みが異なると同時に、必ずメリット・デメリットがあるので、それをきちんと知った上で、自分に見合った投資商品はどれかを見極めることが、投資に成功するための最重要ポイントとなります。
このカテゴリでご紹介している純金積立・金地金・金ETF・金CDFの4種類は、金投資商品の中でもポピュラーな投資です。それぞれの投資の持つ性格がご自分に合っているかどうかを判断する材料として、ぜい参考にしてみてください。
金投資は、誰でも簡単に始められる手続きの手軽なものから、株式投資等に熟練した方におすすめの商品まで様々。無理をせず、余裕資金の中から楽しんで金の投資を行えると良いですね。
●元本割れの可能性がある
比較的安定した金融商品のため、元本割れの可能性は極めて低いですが、絶対にないこととは言えません。また、短期で投資をやめてしまった場合にも、ドルコスト平均法のリスク分散効果が得られず、損をしてしまう可能性があります。
●買い付け手数料や年会費が発生する
取扱い会社によって金額が異なりますが、手数料や年会費が発生します。それぞれの金取扱い会社の投資方針をよく見て、納得のいく会社を選びましょう。
●消費寄託の会社では金が保護されない
金の保管方法が消費寄託の場合、万が一取扱い会社が破綻した際、金が返却されなかったり、一部しか戻ってこないことがあります。特定保管を採用している会社では、必ず金が保護されます。
●スプレッドによる価格差がある
買取価格と小売価格との間にあらかじめ設けられている差額をスプレッドと言い、常に買い値と売り値に価格差が生じるため、買いと売りを同時に行うと必ず損をしてしまいます。スプレッドは金取扱い会社の手数料であり、会社ごとに違うので、利益を増やすためにも必ずチェックしてください。